線維芽細胞とは?
真皮の大部分を構成し、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を作り出す働きをしているのが、
「線維芽細胞」です。
線維芽細胞より作り出されたコラーゲンは肌にハリを与えたり、エラスチンは肌の弾力を保たせたり、
ヒアルロン酸は肌の潤いを保たせたりする役割があります。

線維芽細胞を用いた再生医療とは?
耳の裏側から皮膚片を採取し、専門の加工施設にて培養を行い、培養した細胞をお肌に注入する
治療法です。
加齢や紫外線により、線維芽細胞の量が減少した肌は潤いや張りがなくなっていきます。
線維芽細胞が少なくなった肌に培養した細胞が注入されると、
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出し、肌改善を促します。
2024年6月現在、線維芽細胞の治療を提供している医療機関様は全国で125施設程です。
線維芽細胞を用いた治療(再生医療)を導入するためには、必要な書類を作成し、
再生医療等委員会の審査を受け、厚生局に受理される必要がございます。
また、自院にて培養するのか・外部に培養を委託するのかを決め、
貴院内での環境(実施される先生や細胞加工施設・細胞調整室等)を整え、
状況に合った書類を作成する必要がございます。
現状、多くの医療機関様で外部の専門の加工施設に培養を委託している状況です。
線維芽細胞の治療を始めるには?
治療の導入の流れとしては、①細胞培養施設の決定、②必要書類一式の作成、③委員会による審査、
④厚生局による受理、と進める必要がございます。

弊社には委任可能な行政書士がおりますので、再生医療の導入に必要な書類の作成や、
審査委員会・厚生局への対応等、医療機関様のご負担になる部分をサポートさせていただくことが可能
です。
また、細胞培養メーカーのご紹介も可能でございます。
線維芽細胞の治療をご検討中の医療機関様はぜひお気軽にお問い合わせください。